自転車と歩行者の事故の過失割合

自転車

子供の自転車事故リスクと過失割合

自転車は子どもから高齢者まで多くの方が利用していると思われます。便利であることは間違いありませんが、交通事故のリスクも考えて利用しなければいけません。

道路交通法上は車の一つとなっているので、事故を引き起こしてしまった場合は責任が生じてしまいます。

そこで、自転車と歩行者の事故では、どのような過失割合になるのかについて見ていきます。

まず、過失割合を決める際のポイントですが、歩道なのか車道なのか、人通りが多い等の現場の状況、衝突した方向、速度はどのくらい出ていたか、急な飛び出しがあったか、信号は青だったか、イヤホンを付けていなかったか、スマートフォンを操作しながら運転していなかったか等を挙げることができます。

それではそれぞれのケースで歩行者の過失割合がどの程度になるかを見ていきます。歩道の通行が許されていない箇所での事故は10%となっています。駐車している車などを避けるために車道に出て衝突したケースでは20%になります。傘をさして前が見えていなくて正しく避けることができなかったケースでは30%になります。さらに一方通行の道路を歩行者が横断して衝突したケースでは50%です。

このように歩行者に重大な交通違反がなければ自転車側の過失が多くなってしまうので、万が一の事故に備えて保険に加入しておくべきです。加入率は自動車保険が80%を超えているのに対して、自転車保険は10%~20%となっており、かなり低いと言わざるを得ません。

自転車事故の損害賠償額

車と同様に誰かの命を奪うことになったり、障害を負わせることになれば多額の賠償金が請求されてしまいます。それは子どもが引き起こした事故であっても関係ありません。小学生が加害者であることを考慮される場合もありますが、小学生が引き起こした事故で1億円近い賠償判決が出ました。自転車事故も賠償金が多くなっている現実をしっかり認識しなければいけません。

保険料は家族全員で年間1万数千円ほどなので、払えない額ではないはずです。一人だと4000円~5000円なので、家族全員が加入できるタイプの方がお得だと言うことができます。自分は大丈夫と考える方がいますが、そういう人に限って事故を起こしてしまい、後悔する結果になる可能性が高いです。事故を起こしてしまったら相手方に賠償する責任が生じます。お金が無くて払えない事態になるのは無責任なので、数千万円以上の賠償金が払えるように備えてください。